FIFAクラブワールドカップにおいて、ホスト国交替のセレモニーは今や伝統の一つになった。満員の横浜国際総合競技場で行われた2016年大会決勝戦は、現在のローテーションでは日本での最後の試合となった。2017年と2018年大会の舞台はアラブ首長国連邦へと移る。

今大会決勝戦で集まった68,742人という公式観客数は、日本開催のクラブワールドカップのファイナルで最多記録となった。

ホスト国の交替について、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は次のように語った。

「FIFAワールドカップは、世界中多くの人に愛されているイベントです。そしてこの大会は今後2年間、アラブ首長国連邦で開催されます。最後に同国がホスト国を務めたのは7年前。国内のサッカーファンは、大会が戻ってくるのを首を長くして待っていたことでしょう。クラブサッカーの頂点を決める素晴らしい大会が最高のスタジアムで、最高のファンを前にして開催されるだけに、今から待ち遠しくてたまりません」。

今大会で最大のサプライズを提供した鹿島アントラーズと、欧州の巨人レアル・マドリードが対戦した決勝戦のキックオフ前、2016年大会の開催国日本から2017年大会の開催国アラブ首長国連邦への引き継ぎセレモニーが行われた。

アジアのチームの決勝戦進出は今大会が初めて。歴史的なファイナルの開始直前、田嶋会長とズボニミール・ボバンFIFA専務総長代理、コリン・スミスFIFA競技イベント委員長は、2017年アラブ首長国連邦大会の大会組織委員会をピッチに出迎えた。

そして田嶋会長から、来年大会の運営ディレクターを務めるアレフ・アル・アワニにセレモニー用のシャツが渡された。これにより、アフリカ、アジア、北中米カリブ海、欧州、オセアニア、南アメリカといった各大陸王者と、さらにホスト国の国内リーグ王者が集結して競い合ってクラブ世界一を決定する、毎年恒例のFIFA主催クラブトーナメントの引継ぎセレモニーが完了した。